5月18日 はれ?

金土日と友達と遊んでいたら、日記の存在をコロリと忘れてしまった。まあそんなに書くこともないし、別にいいか。すごく楽しかったです。人と話すのは楽しい。

ところで、一個勉強になったのは、シングルベッドに3人寝るのは無理ってこと!まだ肩がバキバキだし、普通にしていても腰がメチャクチャ痛い。終わりだ。そして極めつけに今日はメチャクチャ気圧が低いらしくて、なんていうか…無理、一日中寝てた。どうぶつの森はさっそく住人を殴る遊びになりはてたし、彼氏は彼氏で「室内の家具」と「屋外の家具」の概念を失って、「いろりと畳」が雨ざらしになっている。なぜ? …彼が自宅の前に墓を建て始めた時は気が触れたかと思ったけど、今では島の小高い丘に墓は建て直され、その前に木魚が置かれている(地べたに)。そういうことじゃないし、木魚も雨ざらしにするな。そもそもそれは誰の墓なの?怖いよ…

先日、男女の話について友達と議論をしてしまい、ちょっと傷つけてしまったかなと思って反省しているんだけど、それは、まあ、ここではおいといて、ともかく、今日は「男」について考える日だった。以下すべて自分語りなので、もう許して。面白くないから誰も読まなくていい。近頃四方八方から恋愛の話を聞いてて、もう、なんか、1度整理したいだけなの。

私は前提として、性的魅力(かっこいい~!というきもち)を感じる人と会ってもつきあいたいとは思わないし、常に『自分の居場所を提供してくれる男』がいる人生を送り、彼らに対しては感謝というか責任もあるので、実は恋愛でごたごたしたことはあんまりない。カッコイ~!と思う男が現れてしまったらもちろん一緒に居たいし、お話ししたいし、チヤホヤされたいし告白はされたいしその努力はしちゃうけど、別に付き合いたくはない。じゃあ付き合うってなんぞや、という話。

最初の彼氏は、中学二年生の時にできた。当時から私は国語しか取り柄がなかったので、理系の男と付き合うのが長い目で見て『合理的』と考えて、学校で一番数学の成績が高い男と付き合った。六年付き合って、彼氏がバグって大学行けなくなったから次の彼氏を作り、別れた。卒業後ニートになったらしいから、別れてよかったな~と思う。

次の彼氏は、金があるのがいっちゃん幸せではないか?という仮説をたてた上で、高校で一番実家が金持ちだった男と連絡をとって付き合うことにした。普通に良い奴だった代わりに、普通に金銭感覚がヤバくて家族にはなれんなと思った。40万の椅子をポテと買ったり、鎌倉に行く感覚で海外にヒュンと行く暮らし、別に幸せではないと思う。あと私の仕事に対して「終わりの職業じゃんw」と言ってきたのがむかついた。正論ですが、これは恨みです。

そんなわけで今の彼氏を作って、前の彼氏とは別れた。(当時、メチャクチャ性的に好きな男がいたけど、結局、その人とうまくいっても付き合いはしなかったな~と思う)。私は以前の反省を活かし、付き合う前に『友達』と言い張って彼の父母と三日間一つ屋根の下で過ごしてみた。普通にメチャクチャいい父母だったし、会社を経営しているということなので経済的にも安心した。経済感覚がバグってないのもいい。そんで『君の気が変わる前に結婚したい。俺の家族は君のことが大好きだし、絶対に楽しいと思う』と言われて、ふーんいいじゃんと思ったので結婚を決めた。うまくいけばこれで私の恋愛人生は『終了』である。

というわけで、私は別に恋愛をしていないな、と思った。少なくとも、いない彼氏に対する『しゅき~~~~!』という感情が現実の彼氏に向いたことは生まれてこの方一度もない。多分、私は他の人と…というとでかすぎるけど、少なくとも、私の周りの友達が定義している『恋人』とはちょっと違うかなと思う。好きだから付き合うとか、妥協して付き合うとか、いろいろあるけど、私が探しているのは恋じゃなくて、彼氏でもなくて、『人生をつつがなく過ごすための材料(良い感じに言うと家族)』と思う。

だから、多分私、人の恋愛観に口出すべきではないな、と思ったんだよね。歴代の彼氏たちのこと大好きだったけど、付き合ってから好きになる努力をしただけだから、それは私の努力の結果に過ぎないし、やろうとすれば誰でもできるよね。あと、友達とも付き合ったことない。全員、私が『この人と付き合えば合理的』と判断して、付き合おう!という目的がある上で結構近づいている。知り合い即恋人だ。

あとな、友達に色目を使われたことがないのは、友達が全員完全に内面だけで選定されたキモメンだからだと思う(すまん。でもとてもじゃないが女友達に見せられるような男ではない。一回頼まれて女友達を紹介してしまったことがあるが、いまだにちょっと反省している。ただし、彼は女の子の目を気にして努力をしていたので、なんか、紹介してあげたかったんだ。許してくれ)。そして私に手を出せるような馬力の男友達はいない(なんか、自意識的にも、彼らに申し訳ない)。ただ、その男友達は、私にとってとても大切だから、たまに女友達との会話に齟齬が生じることがある。

おそらくだけど、女の子が精製する『男友達』って…逆に言えば、一定ラインの顔面偏差値を持つ女の子と友達になれるだけの技能がある『男』って…多分、私の男友達みたいなのじゃないと思うんだよ。もう少し清潔感があって、もうすこしチャンとしているんだと思う。そして、清潔感があってチャンとしている男は、チャンと人間なので、チャンと女が欲しいのだと思う。私には、そういう男友達はいない。ただ、精神で繋がってしまったオタクがいるのみである。オタクは人に非ず。私だって、偶然カワイイだけのオタクであり、特に人ではないので、好き!と思えるようなイケメンとはともだちになれん。俺らオワリだろ。

だから、「男友達とドライブとか行く」は完全に『齟齬』である。私は車オタクの助手席に座るという行為を通して、オタクの推し活に付き合っているにすぎない。違うのである…何もかも…違うのである。私の男友達が言う「助手席に女がいるってサイコーだな」はエロではなく、『好きなキャラクターが助手席に女を乗せていたので、それが再現できてサイコー』なのである。いや、完全にそう。わかるよ。

確かに、男女の友人関係は、冷静に考えて、その両者が健全な人類である以上成立しない気がする。友達以上恋人未満、なんて言葉があるくらいだから、恋人の前段階がきっと異性の友達なんだろう、世界では。ただ、両者が人間じゃなくてオタクの場合、男女の友人は成立するような気もする。

私の周りに限って言えば、男女の友情っていうより、ただオタクがいるのみである。もちろん恋バナとかする時もあるし、職場の愚痴を吐くこともあるけど、それはライブ会場で出会ったオタクと偶然仲良くなったのでリアルの会話をするようになった、以上でも以下でもないっていうか『まんまそれ』だ。だから…ちゃうねんな。前提が。

だから、私は、友人と過ごす中で男女の話が出たときは、よく気をつけなければならないなあと思った。私は友達のいう『男友達』とは全然違う、別の生き物同士のコミュニケーションの話を勝手に始めてしまうことがあるし、恋愛についても『なんで!?彼氏なんかひょいと作ればいいじゃん』と言っちゃうときがあるけど、私が作ってきたのも別に『彼氏』ではない。なんかもっと、別の役割のアレと思う。

なんか地獄みたいなブログになっちゃった。

昔、友達が『(恋人を作れる人は)自分をさらけ出せる信頼関係を築けることがすごい』と誰に言うでもなく言っていたことがっていたことがある。その子も可愛い子だし、その気になれば全然作れると思うんだけど…でも、きっと彼女が欲しているのも、別に『彼氏』ではないんだろうな、と思った。でも、形式的には『彼氏』になるから、やっぱり起点は『まず男友達から』になるんだろうし、でも…きっとそれは『全部違う』んだと思う。もっといろんな日本語があればいいのに、と思う。